新年を迎えて
新年明けましておめでとうございます。
皆様には、輝かしい新春を健やかにお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
昨年は、2008年秋以降の金融危機に伴う世界的な景気後退により、経済は停滞し、雇用状況も悪化の一途を辿っております。更に、54年間の自民党政治に終止符が打たれ、国民に期待された新政権が誕生いたしました。しかし、国の末期的
財政危機の中で、マニフェストの履行は思うように進まず、政治と金の問題など、国民の苛立ちはピークに向かっていると言っても過言ではありません。
私達高齢者事業をあずかる者にとっても、国の財政危機は今後の介護・福祉に大きな影響を及ぼし、不透明な状況を作り出しております。この様な閉塞感の中、昨年介護職員を対象とした「処遇改善交付金」の助成が決定され、23年度まで実施
されることとなり、介護現場に一筋の光をもたらしました。その他にも高齢者福祉事業には、改善しなければならない問題が山積みしております。
当法人として、改善出来るものは改善すると共に、職員一人ひとりの資質の向上を目的とした研修制度の充実を図り、介護技術の一層の向上を目指し、ご利用者の方々が「安全・安心・快適」に生活出来るよう、職員一同努力して参ります。
今後とも、ご利用者の皆様、ご家族の皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
相互発表会
21年9月に行われました北欧福祉研修やアクティブ福祉in東京’09にて発表した取り組みを、法人の全職員に還元し、情報を共有するために、それぞれのグループの発表者がお互いの施設にて、取り組み内容を発表しました。参加者からは、「とても良い学びになった」「次年度に向けての意欲が高まった」との声が聞かれ、実りのある相互発表会となりました。
研究発表が全国大会で最優秀賞を受賞しました。
平成21年12月2・3日の2日間、鹿児島で開催されました「全国老人福祉研究会議」(主催:公益社団法人 全国老人福祉施設協議会)に参加し、『ご利用者から学ぶ排泄自立支援の取り組み』というテーマで発表を行いました。
『排泄』という一つの援助においても、どのようにしたらその人により豊かで充実した毎日を送っていただくことができるか、ということを深く研究し、実践した取り組み内容が、参加者への貢献が高いと評価され、「高品質ケアの達成―安心と信頼の介
護」という分科会で、発表19テーマの中で、最優秀賞をいただきました。
これからも園盛会では、ご利用者と職員とが常に「心」を通わせ、『その人らしさ』を大切にし、更なるケアの向上に励んでいきたいと思います。
園盛会フットサルチームの取り組み
21年5月よりスポーツを通じて両園職員の交流をさらに深めていくことを目的として、活動を開始しました。
最近では、他の福祉施設との試合も盛んになってきており、法人内のみならず、同じ福祉に携わる人達との地域交流の輪も広がってきました。同じ志を持つ者達が「ひとつのボール」を通じて地域全体の福祉を活性化し支えていく―その中心に私達『園盛会』がいるように今後とも活動していきたいと思います。
むさしの園 行事の様子
◆クリスマス会◆
平成21年12月22日
12月22日にクリスマス会が開催されました。
午前中は1階フロアにて『スタジオ アロハ アインナノコ』の皆様による素敵なフラダンスを鑑賞され、昼食にはバイキングを行いました。手まり寿司、サンドイッチ、スパゲッティ、ミートローフ、チキンのハーブ焼き、ケーキやフルーツの盛り合わせ等々、たくさんの料理をおなかいっぱいいただきました。
◆もちつき大会◆
12月28日 むさしの園の正面玄関前にて、もちつき大会が行われました。皆で一生懸命についたもちで3種類のからみもち(みたらし、餡子、大根おろし)と、よもぎ大福を作りました。
「つきたてのおもちは美味しいね。」と笑顔で召し上 がる方がたくさんいらっしゃいました。 師走の雰囲気を皆で味わい、新年を迎える為の 大切な準備が出来ました。
◆羽村特別支援学校音楽部の皆さんとの交流◆
12月20日 羽村特別支援学校音楽部の 皆様が心のこもった歌や合奏を披露して下さ いました。
ご利用者の皆様は、熱心に生徒さん達の 歌声や合奏を聴かれ、生徒さんがお一人おひ とりにプレゼントしてくださった風車を、大切そ うにお持ち帰りになりました。 羽村支援学校の皆様、楽しい交流会を ありがとうございました。
けやき園 行事の様子
◆衣料販売会◆
平成21年11月29日
けやき園では、衣料品販売会が初めて開催 されました!
ご利用者の皆様は数日前から楽しみにされ ていて、ご家族の方々にもたくさん来園していた だきました。
とても賑やかで、普段とは違った雰 囲気で、楽しく買い物ができました。
◆クリスマス会◆
平成21年12月19日
けやき園では、毎年恒例のクリスマス会が開催されました。
今年は例年にも増して、施設内を華やかに飾りつけ、クリスマス気分を味わっていただきました。ご利用者の皆様もお化粧をして、サンタの帽子を被ったりと楽しまれている様子でした。昼食にはオードブルにケーキ、手作りのマドレーヌなどのご馳走を目の前に、終始笑顔が見受けられました。皆で「カンパーイ!!」と盛り上がり、食事も沢山召し上がっておられました。
また、午前にはカラオケ、午後には職員からの出し物を楽しまれ「すごくよかったよ!」「楽しかったよ!」という声を聞く事が出来ました。また来年が楽しみになるクリスマス会となりました。
けやき園での出来事
◆出前の日◆
平成21年10月11日・25日
平成21年11月 8日・22日
釜飯や天ぷらそば、うな重など、事前にご利用者の皆様から希望をお聞きして、当日の昼食に出前をとりました。皆さん、普段とは違った食事や雰囲気を楽しむ事ができました。
◆クリスマス会の飾り付け◆
クリスマス会に向けて、皆でリース作りを行いました。「どれにしようかな。」と迷いながらも、松
ぼっくりやリボンテープなどをさつま芋のつるに付けて、飾り付けを楽しみました。
けやき園 デイサービス
◆熊野宮神社 初詣◆平成22年1月11日(月)~1月15日(金)
◆書き初め&祝い鶴◆
新年を迎え、寒さもいよいよ厳しくなってきましたので、厚着をし、皆様が楽しみにされていた初詣に行ってきました。皆様とてもお喜びになられ、笑顔が自然とこぼれていました。
◆クリスマス会◆
けやき園の玄関付近のモニュメント前で撮影したものです。
「はいポーズ!」の声に緊張されています。クリスマスソングを皆で歌い、職員がサンタクロースに扮して、クリスマスカードをお渡しました。
おやつには、手作りシフォンケーキを召し上がって頂きました。
◆中庭散歩◆
特養施設の中庭に遊びに行きました。少し寒い日でしたので、中庭にて団欒後は、暖かいお茶を飲んで頂き、一息ついてデイルームに戻りました。1階・2階の職員にご利用者の皆様が手を振ると、笑顔で手を振って返してくれました。
デンマークのアレロド市庁舎前にてエリック・ランド市長と記念撮影
ストックホルム市内のスウェーデンクオリティケア社 (SQC)にて、スウェーデンの基礎知識や社会福祉制 度のレクチャーを受けました。スウェーデンの面積は約45万平方km(日本は38 万平方km)。人口は900万人で、東京都より少ない 人口です。日本では5%の消費税が、スウェーデンでは 25%。県や市では、医療、教育、福祉に多くの予算を とっています。
デンマークのエングホルム・プレイェセンターは、特別養護老人ホーム33個室と高齢者住宅48個室の複合施設です。
右の写真は、高齢者住宅にお住まいの女
北欧福祉研修
平成21年9月2日~9日
スウェーデン、ノルウェー、デンマークの3ヵ国を巡る、北欧福祉研修が行われました。「先進国の福祉を学びたい。」という熱意のある介護職員が多数立候補し、今回はその中から4名が選抜されました。多くの学びを、今後の法人運営や日々のケアに活かしていきたいと思います。
性。ここでの 生活が楽しくて仕方がないと話されていた姿が印象的でした。
アレロド市直営の福祉器具センターを訪問し、どのような福祉器具が使われているか見学しました。
また、乗用車は健常者・障害者に関わらず、自費で普通の車を購入し、それから改造して障害者用にするのですが、改造費用のみ、公的援助を受けられるというお話を伺いました。
年金受給者センターを訪問しました。
デンマークの社会福祉の現状ついて、アレロド市について、ボランティア協会や年金受給協会の活動について、学 ぶことが出来ました。
北欧福祉研修報告書より ~一部抜粋~
むさしの園 行事の様子
◆納涼祭◆
平成21年7月29日
今年の納涼祭は、チョコバナナやかき氷等の模擬店を出店しました!
◆羽村市町表敬訪問◆
100歳と、99歳の白寿を迎えら れた方々が羽村市長より表彰状と 記念品をお受け取りになりました。
ご家族の方々と共に職員も参加 させていただき、長寿をお祝いしま した。これからもお健やかにお過ご し下さい。
◆敬老の会◆
平成21年9月20日
むさしの園の最大行事「敬老の会」では、昨年と同様、午前は各ブロックにてお祝いの会を行い、その後、茶話会やD VD鑑賞を行ったり、フロアではゲームコーナーを開催しました。
午後からは1階のピロティにて、今 年度慶賀のお歳を迎えられた方及び 最高齢の方の祝賀会、職員による演 芸や福生志茂町囃子連の皆さんによ るお囃子も行われ、思い出に残る敬老 の会となりました。
けやき園 行事の様子
◆納涼祭◆
平成21年9月20日
むさしの園の最大行事「敬老の会」では、昨年と同様、午前は各ブロックにてお祝いの会を行い、その後、茶話会やD VD鑑賞を行ったり、フロアではゲームコーナーを開催しました。
午後からは1階のピロティにて、今 年度慶賀のお歳を迎えられた方及び 最高齢の方の祝賀会、職員による演 芸や福生志茂町囃子連の皆さんによ るお囃子も行われ、思い出に残る敬老 の会となりました。
◆敬老の会◆
平成21年9月19日(土)
平成21年9月19日に敬老の会が行われました。 午前の部は、東久留米市長より長寿の方へ記念品が贈呈され その後、施設長による祝辞が行われました。
昼食には彩り鮮やかなお祝い膳が提供され、大好評でした。 午後の部は、職員の出し物と滝山中央舞まい連の皆様による 阿波踊りが披露され、とても楽しい敬老の会となりました。 ご来園・ご協力して下さった皆様、誠にありがとうございました。
けやき園での出来事
けやき園の動物たち
1階Cユニットの談話コーナーでは、2羽のセキセイインコを飼っています。
3階のAユニットでは金魚と熱帯魚を飼っています。
優しく話しかけたり、眺めたりと、大切な仲間として、大事に育てています。
◆夏の余暇活動をご紹介します◆
平成21年8月19日(水)
今年の夏は、ユニットにてスイカとかき氷を味わいました。
「冷たくておいしい!」と、満面の笑みがたくさん見られ、夏の暑さを吹き飛ばす、楽しい時間を過ごす事が出来ました。
けやき園 デイサービス
◆デイサービスの一日をご紹介します◆
☆活動内容☆
9:00 お迎え
10:00 朝の挨拶 健康チェック
11:00 入浴 レクリエーション
(習字・塗り絵・工作)
12:00 昼食・口腔ケア
13:00 食後休憩・静養
14:00 レクリエーション(体操・ゲーム)
15:00 お茶・談話・合唱
16:00 けやき園出発
◆デイサービスの様子◆
折り紙工作・トランプ・塗り絵などご自分にあった活動に参加され、談話しながら過ごされています。
本日の昼食は「お寿司」。以前から皆様とても楽しみにされていたので、笑顔が溢れています。「また次回が待ち遠しい!」とのことです。
◆集団体操◆
上肢・下肢の転倒予防体操を始め、介護予防レクダンスを取り入れています。レクダンスとは、懐メロの歌に合わせ、健康体操の振り付けをアレンジし、オリジナル体操としたものです。1950年代にヒットした曲が中心で「高原列車は行く」など、軽快なリズムなじみやすい曲が評判です。
園盛会だより創刊にあたって
日頃より社会福祉法人園盛会の事業運営に対し、ご利用者様をはじめ、ご家族様には多大なるご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
むさしの園は平成10年から運営を開始し早いもので、今年で12年目を迎えることができました。更にけやき園につきましても、平成17年に運営を始め、今年で5年目を迎えております。この度、広報活動の一環として、「園盛会だより」を創刊し、両園の情報の発信を行うことになりました。情報交換の場として、ご利用して頂ければ幸いです。
私達の介護現場は、方向の定まらない政治の中で、社会福祉・高齢者行政が紆余曲折を繰り返し、混乱を招いていると言っても過言ではない状況であります。しかし、私達園盛会では、ご利用者様が快適に生活をして頂くことを第一と考え、介護技術の向上のための講習会の開催や、資格取得に向けた支援など、介護職員の資質の向上に日々努めております。
当法人は、若い職員も多く、皆様のご満足頂けるサービスの提供に至らぬ部分も多々あるかと思いますが、職員一同ご利用者様の事を第一と考える姿勢は、他の施設には負けないものと確信しております。
今後とも皆様からのご意見ご要望をとり入れながら、より良い施設作りを目指して参りますので、宜しくお願い申し上げます。
社会福祉法人 園盛会 法人理念
ご利用者に「その人らしく暮らしていただく」ために、安心で快適な環境を提供することにより、ご利用者とご家族の幸福に貢献します。
■ ご利用者とご家族に満足いただける質の高いサービスを効果的に提供します。
■ 老人福祉法、及び介護保険法の基本理念に従い、法令を遵守するとともに、地域社会との連携により高齢者福祉の向上を図ります。
■ 職員の自発性を尊重し、能力開発を支援することにより、職員が成長できる職場環境を提供します。
■ 経営環境の変化に対応できるとともに、ご利用者・職員などすべての関係者が安心できる健全な財務基盤を構築します。
職員行動指針
私たちは
『強い責任感』を持ち続け、ご利用者本位のサービスを実現します。
『一人ひとりの努力』により、健全な組織風土を保ちます。
『工夫と改善』を行い、現状に満足せず、常に質の高いサービスを目指します。
『自己啓発』に努め、専門能力や組織運営能力を高めます。
『互いに尊敬し教えあう』ことで、働きやすく規律のある職場を築きます。
法人本部より報告・連絡
(財)日本船舶振興会(日本財団)様より福祉車両の助成支援をいただき、むさしの園・けやき園の両園に各1台の新しい車両が入りましたので、ご紹介いたします。
車種は日産「キャラバン」の車椅子対応車であり、車椅子2台を含む10人乗りとなっております。車内はベージュを基調としていてとても明るく、きれいな車にご利用者の方々より、喜びの声が聞かれています。
ショートステイやデイサービスの送迎を円滑に行うことができ、地域福祉に貢献することができると共に、外出援助時にも使用し、ご利用者の皆様の生活の質の向上に努めていきたいと思います。
助成してくださいました(財)日本船舶振興会様、誠にありがとうございました。
平成21年度がスタートしました。
3月と5月に理事会が開催され、20年度の事業報告・決算報告、21年度の事業計画・予算案等が承認され、20年度も終了し新たな新年度が始まりました。
福祉サービス第三者評価制度の受審を終了しました。
昨年11月より、ご利用者の面接やご家族へのアンケート調査等を通じ、長期にわたり実施されていた第三者評価も終了し、本年5月に「とうきょう福祉ナビゲーション」に公表されました。 ご協力いただいた皆様には感謝申し上げます。
むさしの園 行事紹介
◆チューリップ見学◆
平成21年4月22日(水)
羽村市の名所の一つ、根がらみ前水田のチューリップ畑へ見学に行ってきました。
とても暖かい一日で、いろいろな種類のチューリップを見ることができました。「お天気もいいし、チューリップもすごくきれいね。」と、喜ばれる声がたくさん聞かれました。
◆第11回 のど自慢大会開催◆
平成21年6月20日(土)
むさしの園では、毎年1月と6月の年2回、のど自慢大会が開催されています。
今回も27名の皆様が出場され、十八番を素敵な歌声で披露してくださいました。
審査員の皆さんによる歌の披露も行われ、会場は熱気に包まれました。
次回ののど自慢大会も楽しみです。
◆消防訓練◆
平成21年6月24日(水)
今回の消防訓練では、2階の配膳室にて火災が発生したという想定で、
介護職員が中心となり、消火活動を行いました。
日頃の防災活動意識がより高められた訓練となりました。
紹介します!
新入職員6名に質問をしてきました。
けやき園 行事紹介
◆書道クラブ◆
活動日 第2・第4土曜日 時間 14:00~ 場所 1階多目的ホールにて
◆フラワーアレンジメント◆
活動日 第1土曜日 時間 14:30~ 場所 1階多目的ホールにて
*書道クラブ・フラワーアレンジメントクラブ共に、ボランティアの先生の指導のもと取り組まれています。
◆新茶を味わう会◆
平成21年5月30日(土)
新茶、お茶菓子にねりきりをいただきました。「おいしい。良い味だね!」など、皆様大変喜 ばれており、新茶の良い香りに季節を感じる事が出来ました。
けやき園 デイサービス
◆デイサービス紹介◆
平成18年2月よりオープンし、3年半の月日が経ちました。「その人らしさを大切に」をモットーに、設備の整った浴室での快適な入浴や、四季折々の行事・外出等を行っております。また、健康体操・リハビリ・趣味活動などを通じ、色々な方とのコミュニケーションを図って頂きお一人お一人に合ったプログラムをご提供しております。
◆年間行事予定◆
4月 観桜会 10月 手作りおやつ
5月 外出援助 11月 紅葉狩り
6月 手作りおやつ 12月 クリスマス会
7月 七夕 1月 餅つき・初詣
8月 夕涼み会 2月 節分
9月 映画鑑賞会 3月 ひな祭り
◆作品紹介 書道クラブ◆
月2回 隔週13:00~
随時8名前後の方が談話しながら楽しまれています。筆もスラスラと進み作品を展示しています。
◆作品紹介 折り紙工作◆
1、2ヶ月かけてお仲間と一緒に作られています。時には、熱を入れすぎて疲れてしまうことも・・・。
そんな時は、歌を歌ってリラックスして頂いています。
◆リハビリテーション開始◆
平成21年6月10日水曜日より、デイサービスに通われているご利用者対象でリハビリが受けられるようになりました。